歯と健康寿命について

こんにちわ。

本日は歯と健康寿命についてお話したいと思います。

健康寿命を延ばすには歯のケアが大切！

日本は長寿と言われていますが、実は日本の健康寿命は、寿命に対して長くない。では、なぜそうなってしまうのでしょうか？
日本人は他国に比べて、歯の健康に関する興味や知識が低い国です。
歯医者は、トラブルが起きてから行くところという認識をしている方が多いため、寿命はのびているのに健康寿命はさほどのびず、何らかの介護や支援が必要な状態で長生きしていることになります。
人間は食べることで体を作っています。
食べ物を食べる(栄養を取る)
しっかりと噛む(喉や顎の筋肉を鍛える)
二つの行為は全身へ非常に大きな影響をあたえています。


なぜ健康寿命には歯の健康が関係するの？

では具体的に、歯の健康が健康寿命に関係する理由をいくつか紹介しましょう。
歯が健康でなくなり抜けてしまった場合、次のことが起こります。

栄養不足で体が弱る
虫歯や歯周病により歯を失うと、以前は食べられていた食べ物が食べられなくなります。
そして、なるべく噛まずに済むように柔らかいものばかりを食べるようになり、食べる量も減っていきます。
人間が健康を維持するために必要な栄養素は食べ物から摂取しますが、噛めないうえに食べる量が減ると必要な分をとれません。
特に肉や魚などから得るタンパク質が減少してしまい、筋力の低下につながり、栄養不足になって体が弱ってしまうのですね。

固いものを食べなくなり脳への血流が減る
噛むと痛みを感じたり歯がぐらぐらして固いものを食べられなかったりすると、アゴをしっかりと使えなくなります。
アゴを使わないと頭部の筋肉の動きが減り、脳内の血量が減っていくため、認知症発症の可能性が増えます。
また喉周辺の筋肉も衰えてくるので、誤嚥（ごえん）の可能性も高まってしまします。


健康寿命をのばすために今からできることは？

健康寿命をのばすためにはお口のトラブルを解決し、いつまでも健康的な歯を保つことが大切です。
歯科は口内のトラブルに関するプロです。
　　　　　虫歯の早期発見
　　　　　歯周病予防(対策)
等により、トラブルを解決し、健康的な歯を目指すうえでは必要な存在になります。
また、特殊な機械を使って自分では取れない歯にこびりついた汚れを除去してくれます。
人によっては、歯が痛くなった時にしか歯科に行かない人もいると思いますが、健康的な歯を目指して定期的に健診を受けましょう。

まことデンタルクリニックでも定期検診の受け付けしておりますので、お気軽にご相談ください。

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