歯周治療で関節リウマチが改善する可能性がある？
投稿日：2019年9月26日
カテゴリ：スタッフブログ
こんにちは。まことデンタルクリニックのスタッフです。
皆さん、関節リウマチってご存知でしょうか？
関節リウマチとは、身体の免疫の仕組みに異常が起きて、「自己抗体」
という自分自身を攻撃するものが出来、関節に腫れや痛みを伴う炎症を起こしてしまう病気です。
女性や高齢の方に多い病気と言われています。
研究では関節リウマチの方は歯周病にかかりやすく、また歯周病が重症化しやすいと言われています。
また、歯周病があると関節リウマチが悪化しやすいとも言えるそうです。
その理由は、両方とも炎症性の病気であり共通のリスク因子（体質・喫煙など）
があるためかもしれません。その他に、関節リウマチになると手足が動きにくくなる為
歯磨きがしにくいことや薬による免疫反応を抑える作用があるためなど
さまざまな可能性が考えられています。
近年の研究では歯周病菌が持っている酵素が、関節リウマチを引き起こす自己抗体を
増やしてしまう可能性があることがわかりました。
その為、歯周病を治療したら関節の腫れ・痛みが減り、関節リウマチの検査値が減ると報告されています。
歯周病から別の病気を引き起こしてしますかもしれないというのは
恐ろしいですよね！
歯のケアで気になることがございましたら
ぜひ、まことデンタルクリニックへお越しください！
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