歯根膜炎ってなに？

こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
「何もしていないのに歯がうずく」
「噛むとズーンと響くような痛みがある」

そんな症状がある場合、歯根膜炎が原因かもしれません。

歯根膜炎とは、歯と顎の骨の間にある“歯根膜”に炎症が起きている状態のことをいいます。
歯根膜は、歯に加わる力をクッションのように吸収する大切な組織であり、ここに炎症が起こると、噛んだときの痛みや違和感が強く出やすくなります。

歯根膜炎の主な症状は、
・噛んだり叩いたりすると痛む
・歯が浮いたような感覚がある
・顎下のリンパ節が腫れて痛む
症状進むと強い痛みや発熱が伴うこともあります。
初期は軽い違和感だけの場合もあるため、見過ごされることも多いです。

原因としては、
・虫歯の進行
→神経が入ってる管（根管）が細菌感染を起こしてしまい、根の周りの組織（歯根膜や骨）に入ってしまうことで炎症起こしてしまう
・歯周病
→歯周病菌が歯根膜にまで感染することで炎症が広がってしまう
・歯の打撲、強い噛み締め
→転倒やスポーツで歯に強い衝撃が加わった場合や、歯ぎしり、食いしばりによる歯への負担
・噛み合わせの不具合
→被せ物や詰め物が高い状態のままだと特定の歯に負担が集中してしまう

原因に応じて治療法が異なります！
・虫歯→根管治療（神経の治療）
・噛み合わせ→噛み合わせの調整
・歯ぎしり、食いしばり→マウスピースの作製
・歯周病→歯周病治療、定期的なクリーニング
適切な治療を行うことで、症状の改善が期待できます。
放置してしまうと、痛みが慢性化してしまったり、歯の根の先に膿が溜まってしまう、最悪の場合は歯を残すことが難しくなってしまうというリスクがございます。
早期発見、早期治療が大切です！

［噛むと痛い］［歯に違和感ある］と感じましたら早めの受診をオススメします。
歯やお口のことで気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

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