妊娠中の歯科受診、セルフケア
投稿日:2025年8月21日
カテゴリ:未分類
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
妊娠中は女性ホルモンの影響で歯茎が腫れやすく、出血しやすくなることがあり、これを「妊娠性歯肉炎」と呼びます。
この時期に歯周病が進むと、早産や低体重児出産のリスクが高まることもあるため注意が必要です。
そのため、妊婦さんの歯科受診はとても大切です。
妊娠初期はつわりで体調が不安定なこともあるため、歯科受診は無理せず、体調が落ち着いたら行く程度で大丈夫です。
つわり中は歯磨きがしにくいこともありますが、できる範囲で優しく歯磨きを行っていきましょう。
また、うがいでもお口の中を清潔にしていきましょう。
妊娠中期(16〜27週頃)は体調が安定するため、定期検診や治療を受けるのに最適な時期です。
この時期は歯磨きやフロスなど普段通りのセルフケアを意識しながら、検診でお口の中をチェックしておくことで、出産前に状態を整えられます。
妊娠後期は体の負担が大きくなるので、長時間の治療は避け、必要な場合だけ調整します。
負担をかけない範囲でセルフケアを続けていきましょう。
産後はホルモンバランスが戻ることで歯茎の腫れも落ち着きやすくなります。
出産後も定期的に歯科医院でチェックを受けることで、虫歯や歯周病などお口の中全体のトラブルを防ぎ、健康な口腔環境を保つことができます。
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