歯周病もウイルス感染?
投稿日:2020年6月15日
カテゴリ:未分類
最近、コロナウイルスが日本に蔓延しつつありますが
人はそういった強いウイルス以外にも、多岐に渡るウイルスに日々感染しているということを皆さまご存知でしょうか?
じつは歯周病もその1つです。
今回は歯医者の代表的な感染症である歯周病についてお話したいと思います。
感染症にはじつは二種類ありまして、コロナウイルスのように外来性のウイルスが体内に感染してしまう外因感染と、人間が常に身体の中に持っている常在菌が、原因となる微生物(この場合はプラークや糖)に感染して発症する内因感染(細菌感染)があります。
歯周病はその内因感染の代表的なモノとなります。
歯周病の特徴として、感染すると長期にわたって残存する傾向があり、こういったものは慢性感染症とも呼ばれます。
だいたい7〜8年、複数の因子によって影響を及ぼし続けるため、長期の治療が必要となります。
更に、高齢の方や別の病気によって免疫能力の下がっている方は常在菌に対する抗体が少ないため、重症化しやすい傾向にありますのでより注意が必要です。
歯周病は重症化してしまうと元の健康な状態に戻すことは出来ないと言われています。
ですが、日々のホームケアや歯科医院での治療によって重症化になるリスクを抑え、進行を防ぐことは可能です。
もし、最近歯茎から出血することが増えたり
歯茎の色味が変わったと感じる方が居ましたら、一度歯医者で歯周病のチェックをするのは如何でしょうか?
定期的に歯のお掃除もして、歯周病のリスクを減らしていきましょう!
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