虫歯のレベルについて
投稿日:2025年6月5日
カテゴリ:未分類
こんにちは。まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は虫歯のレベルについて教えます。
はじめに
虫歯(う蝕)は、口の中の細菌が糖分を分解する際に生じる酸によって歯が溶けてしまう病気である。虫歯は進行具合によっていくつかの段階に分かれており、それぞれの段階で症状や治療方法が異なる。本レポートでは、虫歯の進行レベルについて詳しく説明し、それぞれの段階での対処法や予防策についても述べる。
虫歯の進行レベル
虫歯は通常、C0〜C4の5段階で分類される(CはCaries=虫歯の略)。
1. C0(初期う蝕)
- 状態:歯の表面のエナメル質に白く濁った部分が見られるが、まだ穴は開いていない。
- 症状:自覚症状はない。
- 治療:削る必要はなく、フッ素塗布や正しい歯磨きで再石灰化を促す。
- ポイント:この段階での発見と予防が重要。
2. C1(エナメル質う蝕)
- 状態:エナメル質が溶け始め、小さな穴ができる。
- 症状:冷たいものにしみることがあるが、痛みはまだほとんどない。
- 治療:虫歯部分を少し削って、レジンなどで埋める簡単な処置。
3. C2(象牙質う蝕)
- 状態:虫歯がエナメル質の下にある象牙質まで達する。
- 症状:冷たいものや甘いものがしみる。痛みを感じることもある。
- 治療:虫歯部分を削り、詰め物をする。神経に近い場合は慎重な治療が必要。
4. C3(神経まで進行)
- 状態:虫歯が歯髄(しずい:歯の神経)に達している。
- 症状:ズキズキとした強い痛みがあり、炎症を起こしていることが多い。
- 治療:神経を取る「根管治療(こんかんちりょう)」が必要となり、通院回数も多くなる。
5. C4(歯根まで進行)
- 状態:歯のほとんどが崩壊し、根だけが残っている状態。
- 症状:神経が死んでしまっているため一時的に痛みを感じないこともあるが、膿がたまると再び激痛になる。
- 治療:多くの場合抜歯が必要。義歯やインプラントなどで補う必要がある。
予防方法
虫歯の進行を防ぐためには、以下の予防策が効果的である。
- 毎日の正しい歯磨き(特に就寝前)
- フッ素入り歯磨き粉の使用
- 定期的な歯科健診
- 甘いものの摂取を控える
- 歯間ブラシやデンタルフロスの活用
おわりに
虫歯は早期発見・早期治療が何よりも重要であり、初期段階であれば削らずに治すことも可能である。自分の歯を健康に保つためにも、日頃のケアと歯科医院での定期的なチェックを心がけることが大切である。
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