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歯周病とアルツハイマー病の関係について

投稿日:2020年6月19日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。まことデンタルクリニックのスタッフです。

近年高齢化に伴い歯周病(歯槽膿漏)と全身疾患についての研究が盛んになされています。

糖尿病や誤嚥性肺炎が歯周病によって増悪される、というのはご存知の方も多いと思います。

他にも早産・低体重児出産、菌血症、動脈硬化など、多くの全身的な疾患の関連が挙げられています。

今回は多く存在する歯周病関連疾患の中で、アルツハイマー病について話したいと思います。

そもそもアルツハイマー病とは脳の神経が変性(正常な機能を失う事)し、記憶障害や認知機能障害を引き起こす病気のことです。

アルツハイマー病患者さんの脳の神経では炎症が強くなっている状態で、その炎症が原因で神経が変性していると考えられています。

歯周病罹患患者さんでは、歯周病原菌が血管の中に入る事で全身に細菌が回っていき、それによって脳内に細菌、及び細菌の出す毒素が侵入してしまうことで脳内での炎症を生じ脳の神経が障害されると考えられています。

また細菌の感染を生じている状態では、人の体は細菌を倒す為に免疫反応が起こります。

人の体の免疫によって産生されるサイトカインという物質(細菌等を倒す物質)が、お口の中の歯周病になっている部位や血液中の細菌に反応して作り出されます。

それが脳内に入る事で、歯周病原菌だけでなくこのサイトカインによっても脳の神経を障害するとも考えられています。

まだアルツハイマー病と歯周病との関連に関しては研究段階ではありますが、このような研究から、歯周病がアルツハイマー病の増悪因子として重要な要素である事は大いに考えられます。

歯磨きの際出血する方、歯科医院で歯周病と診断された方は、お口の中の環境を良くする事で将来のQOL(生活の質)を向上させることができるかもしれません。

ご自身が歯周病なのでは無いかと気になる方や、歯周病にならない為にどうするべきなのか、など気になることがありましたら是非まことデンタルクリニックまでお越し下さい。

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